ヘタレのやなさん

坂井市三国町で農業をして気ままに生きている記録です

近況報告・・・さいきんブログ書いていなかったので。

だいぶご無沙汰してます。

 

11月下旬から、頻繁に滋賀に行っていました。親父が入院していたのもありますが、賃貸で貸していた物件で入居者が転出するのと、新たに入ってくる人がいるということでその対応に追われていました。

 

今回、はじめての入居者の転出だったのですが、やはり敷金はある程度取るべきだなって感じました。

転出時にハウスクリーニング代を頂くという約束で契約を結んでいたのですが、風呂場の壁の損傷等の修繕費用もあり、転出した入居者さんには高額な請求が行くことになりました。その結果、転出した入居者さんはゴネているようで、契約にもあるハウスクリーニング代すら払ってもらえない状況のようです(管理会社に対応を任せているので、もしかしたら今の時点では解決しているかもしれません)。こんなことであれば、予めハウスクリーニング代分は、敷金として預かっていた方がトラブルが起きた場合でもこちらの損失が最小限になるなぁって思いました。

 

ただ、すぐに新たな入居者の方が決まったので、敷金については管理会社に話が出来ずに、前回と同じ内容の契約で取り交わされたようです。すぐに入居者が見つかったのはありがたいので、次回からは(今回のトラブルを踏まえて)敷金を預かるような形にしたいという話をちらっと管理会社に伝えました。

 

さて、農業の方ですが、大根の収穫はすべて終わりました。11月中旬ぐらいから、大根の値段が大きく下がってしまい、キリやMサイズ以下の大根は出荷しても、運賃や箱代が出ない状態になってしまいました。(出荷するほど赤字になるという状況です)

その為、規格外やMサイズ以下の大根は出荷せず、3分の2はそのまま廃棄、残りは滋賀の知り合いにあげようと持っていきました。

 

滋賀に大根を持って行ったのはいいですが、かなりの量があった為、知り合いに配るだけでははききれませんでした。そんな時に滋賀の家の近所の人から「どうせタダで配るのであれば、通りに机を置いて、道行く人にもらってもらえば?」という言葉に、その手があったか!と早速やってみました。

 

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大根を無料で配る

ちょうど家の前の通りは安土城へ続いているのと、織田信長公が宣教師たちの為に教会(セミナリヨ)を作った場所の近くでもあるので、観光客がちらほら通ります。初日は家の前で大根を並べましたが、翌日は近所の方のご厚意でセミナリヨ跡で大根を並べさせてもらいました。

 

そういえば、聖書にも教会というのは人々が集い、困った人に食べ物を分け与えていたということが書いてあったなぁということを思い出しました。新約聖書では、教会が営利を目的とした市場に変わり果てていた為、キリストが怒ってそれらの人を追い出したっていうのもあったのですが・・・今回は、キリストも許してくれるのではないかと(汗)

 

滋賀に持って行った大根はおかげさまで無事無くなりました。でも、今年のように豊作で値段が付かないことがこれからも出てくると思います。その時、ただ廃棄するのではもったいないので、困っている人に分けてあげられる仕組みが作れたらいいなぁと考えています。

 

梨畑を借りることになりました。12月に入ってようやく作業開始です。
まだ誘引紐を切り終えていないので、まずは紐切りと粗剪定から。だいぶ遅れていますが、焦っても仕方が無いので、淡々とやっていこうと思います。

 

それでは。