ヘタレのやなさん

坂井市三国町で農業をして気ままに生きている記録です

人が集まるところに成功はある

週末の雨が来週にズレた感じがします。しかし昨日も夕方近くになったら、雨みたいな雪みたいなものがちらつくことがあります。いつ、天気が悪くなってもおかしくない感じがしますね。

 

さて、たまたまネットニュースを見ていたら、こんな記事がありました。

news.yahoo.co.jp

 

京野菜の九条ネギを作っている若手農家さんを紹介する記事です。コメント欄を見てもらえれば分かりますが、結構突っ込みがあったので・・・

一番目立つコメントが「売上1億で、従業員30人って経営が成り立たないのでは?」という話。いくつかのコメントの中でも従業員とは正社員だけでなく、パートやアルバイトさんも含めているのでは?とあったので、たぶんそんな感じなんじゃないかなぁって思ったりします。正社員30人だと、1億程度の売上では経営が成り立たないし、どちらかといえば倒産間際の企業にありがちな感じになるかなって思います。あっ、つなぎ融資で運転する方法もありますね。将来的に売上がさらに上がる見込みであれば借金で回す手もあります。

まぁ、たぶんですが多くはパートやアルバイトさん、あと研修生とかを入れているんじゃないかな?

 

たった3年で売上1億円ってすごいのかというと、すごいと思います。農業でこれを実現しようと思えば、①農地の確保、取得がうまく行くこと、②人を多く雇える環境であること、③設備を導入できる資金と土地を確保できることが必須条件になってくるかなって感じです。1億以上の売上につながるものさえできれば、あとは④販路の開拓ですかね。記事の農家さんは元消防士とはいえ、実家がもともと農家だったので農地や設備を置ける土地はある程度持っていたのではないかと思います。資金は事業計画がしっかりしていたら融資は受けられるでしょう。

でも、この農家さんのすごいところは、人が集まる仕組みを作っているところじゃないかと思います。人が集まれば、自然と注目されるようになります。

 

”かっこいい農業”をしているのは、人が興味を持ってくれるために実践しているんだろうなぁと感じました。

 

私の場合、そういったアピールは結構苦手なので、のんびりとやっていきます。(笑)

 

それでは。