かどのやなさん

昨年、福井県坂井市三国町で新規就農した存在価値のない人のブログです

地主さんとの話~1年梨をやっての課題~

地主さんとこにいった時に、今年一年梨をやっての話をしてきました。

 

今年は黒星が大量に出て、結果、幸水なしの半分以上を捨てることになりました。また豊水も水なしやカラスによる被害で、収量があまり上がらなかったです。

今のところ幸水なしだけの売上しか入っていないのですが、現時点で売上が40万円ほど。JAの出荷手数料で13万円、肥料や資材、農薬で8万円ほど、共同防除がだいたい15万円ほど、地代で3万円、人件費で7万円ほど・・・となるとマイナス6万円っていう感じでしょうか。まぁ、豊水が6万円未満の売上っていうことにはならないと思うので、最終的にはプラスになるんだと思いますが、仮に豊水も売上が40万円だった場合、JAの出荷手数料で13万円、損益はプラス21万円。あきづきと新興で売上が20万行けば、JAの出荷手数料が6万円、損益はプラス35万円ぐらいになるのかなって感じです。

まぁ、ざっくりなので、最終的にはだいぶ変わると思いますが。

 

一番大変だったのは、黒星の幸水なしを捨てる作業。これが一番の無駄で、やはりもっと摘果の時期に玉を落としておくべきだったと思います。収量が下がっても捨てに行く量も下がればそれだけ時間が出来ます。この梨を捨てに行く作業で、8月にやるべきスイカの片づけがほとんど出来なかったというのがあります。

 

売上はJA出荷している以上、来年もこんなもんでしょう。今年はいつもより高値がついていたので、来年は下がるかもしれませんが。地主さんの場合は、小売りで顧客を持っていたので200万以上の売上は出たらしいです。JA出荷の場合はたぶん反当たりの売上が50万円で限界な気がします。かといって顧客を作るのは容易ではありませんので、売上を上げるよりも、まずは無駄な作業をなくしていくのが当面の課題になりそうです。

 

重要なのは摘果をどれだけ出来るか。地主さんの場合、花が落ちたら1次摘果をスタートさせるそうです。1次のときにどれだけ指で落とせるかがカギとなるそうで、1日に1本の木を仕上げる感じで集中的に落としていくとのこと。人も入れて、だいたい2週間ぐらいで終わらせたらベストだそうです。

 

2次摘果、3次摘果・・・と最終4次摘果ぐらいまでやるとだいぶ実が少なくなるとのことで、1本あたりにだいたい500玉以下にすることが目標とのこと。

 

あと人を雇うのであれば、摘果に慣れた人を雇うことらしいです。摘果に慣れていない人を雇っても、ちゃんと玉を落としきれずに残ることが多いので、同じ作業時間であるならば摘果に慣れた人を雇うほうが効果があるとのこと。(これについては、摘果が出来る人が年々減っているので、技術が無くても出来る方法を考えるべきではないかと思ったりもします。)

 

あと草管理。夏場は2週間に1度は草刈りをすること。草を刈らないと虫が湧きやすく、虫の中で木に登る虫もいるので、そういった虫が黒星の菌を運ぶことがあるそう。お金がかかるが、乗用の草刈り機を買ったほうがいい(だいたい50~80万円ぐらいする)。

 

乗用の草刈り機は維持費がかなりかかる。草刈りを2回するごとにブレードの刃が落ちるので交換することになるが、だいたいブレードが9千円かかるとのこと。あとオイル代も専用のオイルを使う必要があるので、結構お金がかかるとのこと。

 

カラス除けは、出来たらネットを全体に張って侵入できないようにしたほうがいい。市の補助でワイヤーによるカラス除けをつけるが、それでも入ってくる恐れがある。今はお金がないと思うのでとりあえずはワイヤーでいいかもしれないが、いずれはネットを張り巡らせたほうが良い。

 

とりあえず、こんなところかな?気になったところをメモがてらに残しておきます。

 

それでは。