ヘタレのやなさん

坂井市三国町で農業をして気ままに生きている記録です

売上の違いは単価より収量の差が大きいと思う

今日の大根畑です。

 

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だいたい直径5cm強の太さになりました。予定では今月の20日ごろに収穫出来るはずです。

 

さて9月30日に梨の共同防除があったのですが、その時、久しぶりにカレッジの同期と会いました。彼も梨を作っています。面積は私の2倍なので、売上は私よりも上になるのは当然なのですが、実際の売上を聞いて反当たりになおすと、私の1.2〜1.3倍の売り上げだったみたいです。

 

この差はなにか?

 

今朝、YouTubeを見ていたら「農家が儲からないのは値段を設定しないから」という話があって、少し見てしまいました。私の友人はJAにあまり出さずに直売所や小売りで売っていたので、すべてJA出しの私に比べたら値段の設定は可能です。とはいえ、個別の単価を比べたら今年の梨の単価は普段より高めであったので、小売りでの価格とそんなに差はない感じがします。

 

とすると…

 

やはり栽培技術の差で、収量の違いが出て、売上の差になったのでは無いかと思うのです。

 

同じ値段をつける農家さんがいた場合、売上に差が出てくるのは、やはり収量の違いで、ここから考えられるのは、農業者はいかに高く売るかよりも、まずは、いかに多く収穫出来るかを考えないと売上には繋がりません。いかに高く売るかは、収量が安定的になってから考えるって感じなのでしょうね。

 

それでは。