かどのやなさん

坂井市三国町加戸で農業をして気ままに生きている記録です

生産するだけの時代はすでに終わっている

冷蔵庫並みの寒さですね。まぁ、もっと寒くなって冷凍庫並みになると思うので、これぐらいの寒さでへこたれていたら何もできなくなってきます。

 

たまたまひろゆきさんの切り抜きで「食料自給率を何とかしたいといっている人は頭が悪い」というのを見ていたのですが、食料自給率ってかなり大きな話で、一農家が何とかできる問題ではないのですよね。またカロリーベースで考えるのか、生産額ベースで考えるのかでも違ってきますし。

 

カロリーベースで考えると、野菜はあまりカロリーがないので、米や小麦、大豆も入るのかな?そういったものを作る必要があるのですよね。どれだけ炭水化物やたんぱく質が入っているかになってくるので、大根とか作ってもあまりカロリーに貢献しなかったりします。

 

かたや生産額ベースで行くと日本の食料自給率は7割近くで割と高いんじゃないかと個人的には思っています。スーパーなんかいくとたくさん野菜が並んでいて、どちらかというとすべて使いきれないぐらいあって、むしろ廃棄しなければいけないぐらいだと思うのです。

 

国としては、海外からの食料が入ってこなかった場合、国内の食料だけでつなぐ必要があるので食料自給率をあげたいという話だと思うのですが、海外の食料が入ってこないということは石油や肥料等も入ってこなくなる可能性があり、すべての経済活動がストップするので、国内の食料も生産できなくなってきます。なので食料自給率を上げても、非常時には食料を確保できなくなると思うのです。

 

では、何故生産を増やさなければいけないのか。おそらくは食料の安定供給と低価格化が目的だと思います。国は表立って言っていませんが。
このあたりがあるので、周囲の人には言うのですが「私は農業は儲からない職業だと思っている」のです。

 

稼いでいる農家はもちろんいます。稼いでいる農家の特徴としては、生産コストを下げたり、加工等して付加価値をつけたり、保存をして高値の時に出荷するといった工夫をしています。またお客様と直接繋がることで安定的な売上を確保している農家もいます。

 

ただ生産すればよいっていう時代はすでに終わっているのかもしれませんね。

 

それでは。