ヘタレのやなさん

坂井市三国町で農業をして気ままに生きている記録です

梨の苗木についての決算処理

雪なので、決算処理を進めています。

 

昨年末、梨の苗木を3本植えました。3本程度なので経費処理しても良さそうなのですが、勉強のため、決算処理をしてみたです。

この決算処理は農業簿記2級からの話で、カレッジでは学ぶことがありません。なので、ほぼ独学です。間違っていたらごめんなさい。

 

まず昨年中、苗木を3本買って、その苗木にかかった経費は以下の通りです。

 

苗木(3本) 5,100円(税抜き)

肥料     723円(税抜き)

 

苗木の切り口に塗った農薬トップジンMペースト分も入れないといけないかもしれませんが、少量なので無視します。あと支柱とかの資材は苗木以外にも使えるので、経費処理とします。

 

まずは経費処理を行います。こんな感じです。

 

  (借方)         (貸方)

12/8 種苗費  5,100円    買掛金  5,100円

12/8 肥料費   723円    現金    723円

 

消費税は今回は無視します。実際の帳簿では消費税も記帳します。

 

次に決算処理です。

 

   (借方)         (貸方)

12/31 育成仮勘定 5,823円   育成費振替高勘定 5,823円

 

こんな感じです。

育成仮勘定は資産になり、翌年以降に繰り越していくことになります。

育成費振替高勘定は経費になります。貸方の経費なので、経費から引くという形になります。すでに12/8に種苗費と肥料費で5,823円使っているので、決算時に相殺してしまうっていう感じなのだと思います。

 

青色申告では、育成仮勘定は貸借対照表の「未成熟の果樹」の欄に記入します。育成費振替高勘定は損益計算表の「経費から差し引く果樹・牛馬等の育成費用」の欄に記入することになります。

 

それでは。