うわさで聞いたのだけど、カレッジ卒業生の先輩が農業を辞めるという。
経営はものすごく順調で、移住による新規就農者のモデルケースの一人として福井県も移住者として紹介していた。かなり意外だったので話を聞いたときには驚いてしまった。
辞める原因は精神的な問題らしい。おそらく人間関係ではないかという話を聞いた。
意外な話だけど、農業者はうつや精神的な病に陥りやすいらしい。
日本農業新聞の記事によると農業者の密度が低い地域ほどうつになりやすい傾向だという。近くに同じような仲間があまりいないことにより、コミュニケーション不足になって病になりやすいのだろうか。
農業ではないのだけど、どっかの新聞でうまく行っている経営者はうつになりやすいっていう話もある。うまく行っているので周りが心配もしないため、孤独になりやすくなるのかもしれない。
移住して農業をはじめた場合、どうしても孤独になりやすい。地域の農家さんとの輪に入れなかった場合、さらに孤独になる可能性がある。
ちなみにだけど、私の場合、人に嫌われているけど、その分、興味を示してくれる人が話に来てくれるので、意外と助かっていたりする。いちばん危険なのがトラブルを起こさない普通の人。
あと経営がうまく行きだすと孤独になりやすいと思う。特に白ネギでの就農は、地域の中でも独り勝ちをしてしまう傾向があるので、よほどメンタルの強さがないと持たないんじゃないかなって感じる。
今、カレッジで研修中の人は意識してほしいのだけど、絶対に同期とのつながりを大切にしてほしい。同期とのつながりがあれば、孤独にもなりにくく、助かることも多い。
どうしても同期と仲良くなれないのであれば、私を訪ねてくれてもいい。話が合うか分からないけど、結構、アホなので話しやすいと思う。
・・・以前はやなぎー会と称して、家で宴会なんかをやっていたけど、最近はやっていない。
まぁ、コロナの影響もあるんだけど。
とにかく孤独になってしまっては助けることが出来ない。孤独になる前に、話が出来る友人を近くに作ってほしい。
それでは。