梶の畑です。
朝から防除します。今回はポリベリン。炭疽病の治療薬の効果があるらしいのですが、ハダニ対策がメインだったりします。
早植えについては、何故ダメなのか、やはり数字で示してもらわないと分からないなぁと感じます。温暖化とはいえ,確かに気温が低くなる時があります。低くなったら低くなった時に対応すればいい話だと思います。過去3年をみても、中型トンネルがあった方が良かったんじゃないかという年は、初年目のみで、昨年はやや遅れはしたけど、結果的には早植えをした農家さんは数を出せたはずなのです。むしろ、通常どおりに植えた農家さんの多くは、苗が小さい時に水に浸かってうまく育たなかったり、育ったにしろ、株がしっかりと育つ前に着果、そして大雨で株ごとダメになったところが多かった感じがするのです。
今年は確かに、普通の作付けが一番育っています。
早植えは定植後の高温で生育はだいぶ遅れました。
とはいえ、早植えも普通の作型も、だいたい同じだけ植えているので、片方がダメだったとしても、もう片方がうまくいっていれば、いい感じがするのです。もちろん両方ともうまくいく様にするのが理想ですが。
早植えを増やしているのは、過去2年間、早植えでもちゃんと収穫出来たから。今年はおそらくあまり取れないのですが、それでも気温が下がってダメになったというよりは、高温になってダメになったのが大きいので、気温が下がるから早植えがダメだっていう理由にはならないと思うのです。
むしろこれをする事で、怒られるのであれば、やはり目につかない場所で、生産するしかないのではないかと考えてしまいます。
それでは。