農業新聞からの記事をもう一つ。
雇用就農パターンで就農前と就農後のイメージの調査らしいですが、雇用就農っていいのか悪いのかっていうのはこの記事ではよく分からないのですよね。
まぁ、転職希望の人のほうが、ネガティブな意識になりやすいので、就農後の調査は転職希望者と雇用継続希望者と分けたのだと思います。
雇用就農の場合、雇用されますので、収入は安定すると思います。経営がヤバいところでなければ。😅
収入は他の業種に比べると、見劣りしやすいと思います。これって農業というより、食品をあつかう業種は総じて賃金は低いのではないかと思ったりします。生産したモノの値段を上げにくい割にはコストがかかりやすいので。
で、私の予想なのですが、今年の夏すぎあたりから不況の色が鮮明になってくるのではと思っていて、それがあたれば今年の後半に失業者がかなり増えると思うのです。
そんな時に、年齢的に再就職が難しいっていう人は、農業を目指すのもいいんじゃないかと思ったりします。雇用就農だと収入は少ないかもしれませんが安定していますし。
ただ倒産するリスクは今年から大きくなっていくだろうと思うので、定年までいられない覚悟と、退職金はほとんどないことだけは覚悟する必要があると思いますね。
で、今からだと、独立就農はかなりリスキーだと思ったりします。いやいや、以前は雇用就農バカにしてたやんって言われそうですが。😅
以前は以前。状況が変われば考えも変わってきます。
独立就農が問題となるのは、やはり負債を抱えやすいこと。売上があるのであればいいのですが、仮に倒産をするにしろ、トラクターや設備をどう処分するのか、また借りている土地や購入した土地をどうするべきかという問題が発生します。
うまく資産を処分できなければ、資産は負債と同じになってしまいます。資産が変に残っていることで、生活保護が受けられないということもありますし。
今から農業を目指す人は雇用就農に切り替えていくほうがいいのではないかと個人的には思います。もしくは半農半Xですね。
それでは。