ヘタレのやなさん

坂井市三国町で農業をして気ままに生きている記録です

キッシーの施政方針演説の内容を読んでの感想

午後から雪になるみたいですね。先ほどまで雷が鳴っていましたが、その前触れでしょうか?

 

さて、昨日に岸田首相が施政方針演説をしました。普段はスルーしているのですが、岸田首相の少子化対策とは何ぞや、その対策のゴールはどのように考えているのかを知りたくて、演説の原文を読んでみました。

 

smart-flash.jp

 

岸田首相が考える少子化対策の目指すべきゴールは、出生率の反転のようです。

出生率の反転とは何かと考えると、低い目標設定にするならば、現時点の出生率よりも高い出生率になることかもしれません。それであれば、短期的にお金をバラまけば一時的ではありますが、出生率が上がる可能性はあります。ただ、バラまく金額が10万円とかしょぼい金額だと、上がらない可能性もありますねえ・・・。少なくとも、一人産めば1000万円ぐらいの支給じゃないと厳しいのではないかと、個人的には思ったりします。

 

人口減少によって社会機能を維持できるかどうかの瀬戸際を是正するために、人口の維持をしたいのであれば、少なくとも人口を維持できるとされる出生率2.1%まで上げる必要が出てきます。しかもこの出生率は短期的ではなく、恒久的に維持していく必要があるので、小手先の施策ではほぼ不可能でしょう。

 

なので、おそらく岸田首相の目指す少子化対策のゴールは、短期的な出生率の改善である可能性が高いです。・・・ほぼ焼け石に水なんですけど。😅

 

演説の中で出てきた具体的な対策としては、高等教育の負担軽減に向けた出世払い型の奨学金制度の導入らしいのですが・・・これって子供に借金を背負わせるってことですよね?なんか言っていることと矛盾するような話のように聞こえるのですが、それって私だけ?😅

 

少子化対策ってすでに手遅れだと私は考えています。また最近は政府や国が少子化対策をしても効果は出ないのではないかとも思うようになりました。まぁ、やらないよりかはやった方が、出生数の減少を緩やかにすることが出来る可能性もあるのでいいのですけど。とはいえ、演説の内容を読む限りは出生数の減少を緩やかにすることも出来なさそうな感じですね。絶望的な内容です。

 

出生数を上げていくよりも、人口が減少しても社会機能が維持できる仕組みを作ることが最優先のような気がします。人口減少によって社会機能が維持できなくなることが日本の人口がゼロになるよりも先に来ますからねぇ。

 

それでは。