昨日のカレッジ生からのLINEで、ちょっと思ったことをつらつらと。
まだ具体的な就農のイメージができていない状態なので、あれやこれや周りの農家さんとよく似た感じの就農計画を作ることも多いのかなと思います。で、周りの農家さんができているのだから、自分もできるだろうと思い、それを目指して計画を立てても、カレッジに否定されると言う事は多々あるかなと思います。
カレッジについては、就農計画は基本的に県の耕種基準で判断してるところがあります。耕種基準のデーターで、実現不可能だとなれば、カレッジは否定をする可能性は大いにあると思います。
実際の農家さんができているのに、カレッジではなぜ否定をするのかと言うところで、カレッジに対して不信感が出ると言うのはわからなくもありません。よく考えて欲しいのは、カレッジは農家ではなく、行政機関の1部であって、すでにあるデータでしか判断ができないと言うことです。
じゃあ何故、実際の農家さんと耕種基準のデータが違ってくるのかと言うと、耕種基準のデータと言うのは、調べている時期が古かったり、奥越や嶺南のデータだったりするので、現実的な数字とはやや乖離したところがあったりします。
厄介なのは、その事実を把握している県の職員が少ないと言うところで、なかなか理解されないと言う所ですね。
で、どうしてもやりたい農業をやりたいと言うのであれば、耕種基準ではなく、実際のデータを集めて、それを重ねていくしかないです。で、そのデータの根拠となるところをしっかりと説明できるようにしておくこと。それが大切になってきます。
一番いいのは、経営をオープンにしている農家さんを探して、その方から計画の立て方とかを教わるのが早いかと思います。とは言え、経営をオープンにしている農家さんはかなり少ないので、見つけるのがなかなか難しいかもしれません。
法人化している農家さんであれば、決算は必ず公開する義務があるので、そういったところに話をしに行くのも良いのかもしれません。
否定されると諦めざるを生えないと感じるかもしれませんが、そうではなく、どうやったら実現可能になるかと言うことを考えて行動することが大切だと思います。焦らずにじっくり行動しましょう。
あまり良いアドバイスができませんが、話は聞くことができます。悩んだら相談できる人に話すことが大切だと思います。
それでは。