昨日、長田農園さんとこへ、久しぶりに行ってきました。
久しぶりのイケメン兄さんと、なっちゃんと会えて嬉しかったです。梨畑から近いから会いに行こうと思えば会いに行けるのですけどね。何となくですが会いに行けなかったです。
長田農園さんとこに行くと、若い女性が働いていました。アルバイトとして働いてて、就農を目指して来年から園芸カレッジに行くそうです。
ちらっと挨拶したときに、最初、園芸カレッジに行くべきか迷っていたと聞いたので、就農を目指しているの?って聞いてみたら「はい」と返事が返ってきました。なら、園芸カレッジに行くべきだねって返しました。園芸カレッジに行くことで、就農に必要な支援が受けられるからです。
何故園芸カレッジに行くべきか迷っていたのかは聞いていなかったのですが、長田のおやっさんから「カレッジに行かないほうがいいっていう話をしてくる人もいた」というのを聞いて、あ~、何となくカレッジのネガティブな話を聞いたのかな?なんて思ってしまいました。
私が思うカレッジに行ったほうがいい人はこんな人です。
- 独立就農をする人
- 雇用就農か独立就農か、迷っている人
- 雇用就農で、まだ就業先が決まっていない人
就農するときは、土地の確保だったり資金の問題があったりします。カレッジに通うことで、行政からの支援が得られ、土地をあっせんしてもらったり、補助金を頂くことができます。
また雇用就農か独立就農かを迷っている場合も、とりあえずは独立就農路線で走りながら、カレッジで求人情報を見て、企業訪問することも可能です。
最初から雇用就農を希望している人は、研修を受けながら就業先を探していくっていうやり方がいいかもしれません。
逆にカレッジに行かないほうがいい人はこんな人です
- 独立就農を目指していて、行政の支援を受けたくない人
- 何をしたいのかが分からない人
- 雇用就農で就業先が決まっている人
3番の雇用就農で就業先が決まっている人で、就業先から「カレッジへ研修に行け」って言われている人は別です。たぶん就業先で研修するよりも、カレッジで研修を受けたほうが知識を得やすいと就業先が判断している可能性があります。その場合はカレッジに行くべきです。就業先に何も言われていないのであれば、カレッジに行くよりもさっさと就業したほうが時間を効率よく使えると思います。
1番の人はまれにいます。行政の支援を受けたくないのであれば、カレッジに行くよりも農家さんの下で修業させてもらったほうが、時間を効率よく使えると思います。
2番もまれにいらっしゃいます。あまり大きな声では言えないのですが、補助金が目的で来ているケースが多いように感じます。補助金をもらうぐらいであれば、潔く生活保護の申請をしたり、ハローワークに相談したほうがいいのではないかと思ったりします。
行政からの支援を受けることで、事業計画を作成しないといけなかったり、報告書を書かないといけなかったり、といった制約はありますが、デメリットはほぼ無いです。
以前は認定新規就農者になるために5年後の目標農業所得が250万円っていうのがあったのですが、今、探してみたのですが見当たらないので無くなったかもしれません。(まだあるかもしれないけど、そんなに気にしなくてもいいかと思います。)
ということで、独立就農するのであれば、行政の支援が受けられるように園芸カレッジに行くことをお勧めします。
それでは。