安芸高田市の市議会議員の名誉棄損裁判の判決が出ましたね。
個人的には、名誉が勝つのか、それともどう喝を受けたものを保護するのかというところで少し注目をしていました。
いろいろなメディアの報道では、どう喝を受けたものより、名誉を優先する感じの報道だったので、日本においては裏でどう喝をして、相手がどう喝されたと言えば名誉棄損で訴えたらOKというのが正式に通ってしまった感じですね。
ただ、昨夜の熊高議員のライブを聞いていると、判決内容はメディアの報道とは違う感じの話をされていました。メディアの多くはどう喝を受けた石丸市長が負けたがごとく報道されていますが、裁判の中では石丸市長本人に対しての請求は棄却されているとのこと。つまり石丸市長は実質裁判に勝っている状態だという話です。
で、裁判で負けたのは安芸高田市なのですが、報道の通り慰謝料33万円を山根議員に支払うことになったのに、裁判に係る費用負担については、安芸高田市が1で山根議員が9という、何故か裁判で勝った方が多く費用を払わなければいけない状態だそうです。ここも熊鷹議員の話によると「(裁判所としては)落としどころにしたかったのではないかな」とおっしゃっていました。
慰謝料を山根議員に支払うことで、山根議員が勝った感じにしつつ、安芸高田市にも配慮したのではないかということなのかもしれません。どう喝があったかどうかわかりませんが、石丸市長がどう喝があったとされる言葉通りに大部分の政策が通らなくなっているのは事実としてあるので、裁判所がどう喝は無かったと判断しても、どう喝は実際にあったであろうという感覚は消えないです。
石丸市長も裁判で勝とうが負けようが、どう喝の内容通りの事実が積みあがっているので、裁判の結果はあまりどうでもいいっていう感じもしますね。
とすると石丸市長から控訴することはなさそうな感じです。あるとすれば安芸高田市かな?まぁ、石丸市長の話では担当の弁護士さんが判決に対してかなり不満を漏らしていたところから、もしかしたら無理くり控訴するっていうこともなくもないのかな?と思ったりするのですが。😅
それにしても、裁判でもどっちが正しいのか分からないようにする感じの落としどころを探ることもあるんだなぁと、初めて知りました。
それでは。