ヘタレのやなさん

坂井市三国町で農業をして気ままに生きている記録です

供給過多じゃない?

雨が降り出しそうな天気です。今日もちょっと遅く起きてしまいました。

右腕の痛みが薬の影響なのか、減ってきている感じです。痛みで早起きできていたのですが、痛みが減ってくるといつまでも布団の中に居たがるので、これはこれで問題ですね。😅

 

くまとりさんの動画、久々に見ました。なんかきついこと言っていてもほっこりするのは、関西弁だからでしょうねぇ。なんやかんやで出身の方言やイントネーションを聞くと嬉しくなったりします。

 

さて、くまとりさんの動画で、供給量過多になっているんじゃない、需要量が減っているんやっていう話がありました。確かにここ数年野菜の生産量は減っています。供給量が減る以上に需要量が減っているから、値段が上がらないっていう話でした。

 

で、私の考えは、やはり需要量が減っているというより供給量過多が大きいと感じます。理由は2つ。1つは供給量と生産量は違うということ。供給量とは国内で生産したものだけでなく海外から輸入したものを含める必要があります。

 

www.maff.go.jp

 

農林水産省の統計ですが、毎年輸入量は増えています。国内の生産量は減っていますが、海外からの輸入が増えているので、国内の供給量は横ばいか、もしかすると増えている可能性もあります。

 

2つ目はコントロール可能なのは供給なのか需要なのかというところです。供給は生産量や輸入量の調整が仕組みを作ることが出来ればコントロール可能ではないかと思います。ただ現時点ではその仕組みがないので実際はコントロールできていないのですけどね。需要のコントロールは、かなり複雑で難しいと思います。なので要因分析をするとすると、需要が大きく減っているのに生産量が少ししか減っていないので供給過多の可能性があるとなります。(コントロール不可能な需要に焦点を当てると、問題解決から遠のくからです。)

 

供給過多に対して、国内の生産者が生産量を減らす必要はほとんどなく、どちらかというと輸入量を減らして調整すべきなのではないかと個人的には思うのですよねぇ・・・。

ただ、上のグラフもそうですが、個別の作物ごとで出しているわけではないので、どうしても海外でしか作れない食料は海外に頼る必要があるので、難しいところだと思います。

 

それでは。