ヘタレのやなさん

坂井市三国町で農業をして気ままに生きている記録です

仲間との支え合いが理想との乖離を埋める

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ハウス横の畑でマルチ張りをしています。

 

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マルチが張れていない畝はあと一つです。

ここが終われば、梶の畑へ向かいます。梶の畑はずーっとほったらかしなので、どうなっているのかちょっと心配です。まぁ、出来なかったら諦めようと最近考えられるようになってきたので、あまり焦りはありません。

 

今日は夕方に加工業務用野菜部会の総会があるので、早めに仕事を切り上げる予定です。出来たら最期の一畝は今日中に終わらせたいところですが…

ちょっと無理かな?😅

 

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最初に整枝した畝の緑がさらに濃くなってきた感じです。完全に黒黒した緑になると、葉がパリパリになって潤いがない状態になります。そうなると葉の機能が低下している恐れがあるので、もしその葉の下に若い葉があれば、古い葉は取ってあげると下の若い葉に日があたりやすくなります。

 

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2番目に整枝した畝も少しずつ緑が濃くなっています。まだ薄いところもあり、もしかすると寒さか何かで弱っている可能性もあるので、様子を見ています。ダメそうであれば液肥を追加します。

 

昨夜は農村プロデューサーのオンライン講習会に参加してました。愛知県豊田市の農村部の事例を紹介されていました。その中で最初の移住者を募るときにどのようにしていくのかというところで、就農での人集めでは成功しない、別のものを押し出そうと、、ロハスな生活をアピールしたら、募集定員の4倍近くの人の応募があったのだとか。個人的にはロハスって何?という感じで、何でそれで人が集まるのかがイマイチ分からなかったのですが、就農での人集めは成功しないという話については、どうして何だろうと、最後に質問をしてみました。

 

すると就農だと、その地域においては、生活がうまく回らないということで、最後には生活が厳しくて逃げ出す人が出てくるとのこと。これはどの地域でも当てはまるかもしれません。

 

農業がしたくて就農をするのであれば、特に問題はないかと思いますが、儲けたいとか生活を豊かにしたいという話となると理想と現実とのギャップが大きすぎて、挫折してしまう人が増えるのでは無いかと思います。

 

ロハスな生活も、理想とする生活との乖離があれば離れる人が増えそうですが、それが起きなかったのは、移住者同士の共同生活が支えになった感じがします。

 

農業も同じで、どれだけ仲間と支え合い支えられるかで、生き残りやすさが変わってくるかと感じます。

一人で農業している人で、普段人と話をする機会が少ない人は、ぜひうちへ遊びに来て、話をしてくれたらちょっと気持ちが違うのでは無いかなんて思いました。

 

それでは。