ヘタレのやなさん

坂井市三国町で農業をして気ままに生きている記録です

阪神淡路大震災から28年目

f:id:kadonoyanasan:20230117115441j:image

梨畑にいます。朝の時寒かったですが、お昼になってポカポカしてきました。

 

荒剪定は残りわずかという感じです。ひとまず今日で作業を終えて、棚修理が終わるまでは防草シートの設置、ハウス内の片付けと確定申告の準備を進めていきます。

 

ほとんどの梨畑は、誘引作業が半分以上終わっているので、ものすごく焦っています。でも棚がなおらない限りは誘引をしても、ちゃんと固定できないので仕方がありません。🥲

 

f:id:kadonoyanasan:20230117120007j:image

ハウス周りに土嚢がわりに置いていた、土入りの肥料袋が劣化して亀裂が入っていました。

やはり外に出しておくと劣化しやすいようです。

 

今日は阪神淡路大震災から28年目だそうですね。先日、大震災の時の話を支援センターの人や手伝いに来てくれたネコさんにしました。

震災の時は滋賀県に住んでいたのですが、震災があったあと、アルバイトでJRの復興工事をやっていました。なので、震災直後の神戸の街を直に見てきたので、ちょっと普通の人とは違う体験をした話ができたのではないかと思います。

 

まだ30年経っていなかったんですね、逆にもうすぐ30年なんだと言う思いもありますが。

 

あの時の経験は未だに忘れることができません。つい昨日のような感じもしますね。不思議なものです。

 

それでは。

うわあ、切手って消費税掛かってなかったの?

帳簿への入力をしていたら・・・・え?消費税が0円???

 

そんなはずはないだろう・・・消費税が増税されるたびに郵便料金も改訂されていたはずだから、消費税は入っていると思うけど・・・。

 

調べてみたら、こんなカラクリらしい。

 

biz.moneyforward.com

 

なるほど。切手で買ってもすぐに使うとは限らないから、郵便局で購入した時点では非課税扱いなのか。でも、原価に消費税分が含まれているので、結局は同じ気がするけど。

あれかなぁ、間接税であるというのを意識付けするための処置かもしれない。しかし、結局はその時に取引した時点で、郵便局がその分の消費税を納めるはずだから、ややこしいことせんでもいいような気がする。

 

いや、まてよ。もしかすると郵便物の引受時点で課税するという処理を郵便局側でしていたら・・・うーん、結局は同じことなんだけど、ものすごく無駄な労力をしているなぁと感じる。😅

 

ちなみにだけど、帳簿上での処理は以下の通り。購入してすぐに切手を使ったので・・・

 

(借方)         (貸方)

通信費       77円  現金   84円

仮払消費税(10%)  7円 

 

これで合ってるよね?😅

 

それでは。

今年も食糧危機が起きるって・・・毎年言っていない?😅

そういえば、YouTube動画でまた食糧危機を取り上げているのがありました。

しかも、2023年に食糧危機が起きるそうです。

 

・・・昨年も同じこと言わなかったっけ?2022年に食糧危機が起きるって・・・

 

毎年、言い続けていたら、そりゃいつか起きる可能性もあるでしょうよ・・・。

と思うのは、おいらだけ?😅

 

で、全世界的に食糧危機になった時、一番にダメージを受ける国は日本であるということが分かったと、とあるアメリカの大学が発表したそうだ。まぁ、そうだろう。今の日本は海外からの資源がないと食料を作ることが出来ない。肥料もそうだけど種だってほとんどが海外に依存している。なので、物流が止まったり、日本経済が悪化すれば、自然とモノが入ってこなくなり、食糧が減るのは当たり前の話だ。

 

そもそもの話、今の日本ですべての人の食料を賄うのは無理がある。例えばパンや粉モノに使われる小麦をすべて国内で自給しようと思うならば、現在の日本の農地面積(田んぼや牧場も含めて)の約3倍は必要らしい。ということは、現在畑になっていない都市部や山林等を畑にしていくのと同時に、すべての田畑、および牧場は小麦を作る必要が出てくる。それでも足りないかもしれない・・・。

 

日本の面積から考えても、国内ですべて自給するのは無理だから、どこかでそれを自覚しないと無意味な不安を常に抱えるだけだと思ったりする。

 

やるべきことは食料を自給することではなく、経済の安定化と経済的優位性を保つことだ。少子化対策が手遅れのように、食糧自給もすでに不可能なレベルになっている。それを自覚しなければ、真の問題点は見えないと感じる。

 

無意味なことをするよりも、別の道は無いか探すことが大切なように思える。

 

個人レベルでやれることは、まずは生活を安定化させることだ。次に収入を増やしていくこと。食品も徐々に値上がりしてきている。今まで通り買えなくなるので、貧困層が餓死していくのも当然増えていくだろう。

国や政府が国民を守る時代はすでに終わったとみてもいいと思う。無駄な税金を納めないよう節税に努め、何かあった場合はいつでも逃げられる準備だけはしておく必要があると思う。

 

それでは。

消費税は直接税だった

雨が降っているのと、風邪っぽいので家にいます。😅

鼻水が止まりません・・・

 

消費税について、最近知ったことをつらつら書いておきます。

 

まず、消費税は間接税ではなく直接税であるという話。

 

abundance-life.com

 

まず、間接税と直接税の違いは何か。

 

直接税は、税の負担者と納税者が同じ税金です。主なものは所得税とかになりますね。

間接税は、税の負担者と納税者が違う税金です。主なものは入湯税ですかね。軽油取引税も間接税です。

 

少し脱線しますが・・・

 

軽油取引税に対して消費税を課すのは2重課税になるので、軽油を購入したらレシートに軽油取引税は消費税の課税対象から外れていることが書かれていますね。

では、ガソリン税は何故消費税が課せられるのかというと、軽油取引税と違って製造原価に含まれているからだそうです。

 

www.zurich.co.jp

 

ガソリン税は原価に含まれていることから、間接税ではなく直接税であるともいえます。最終的に負担しているのは消費者だという見方も出来ますが、原価に税金が含まれていることから、販売して売れ残った場合の税金の負担は事業者に発生するだろうと想像するので、消費者よりも事業者の負担のほうが大きいのではないかと思います。

 

このあたりの理屈が、消費税にも言えます。

 

消費税も最終的負担者は消費者になりますが、製造過程での損失分等の税金については事業者負担となるだろうと思います。なので実際の消費税の負担が大きいのは消費者よりも事業者ではないかと思ったりします。レシートに書かれている消費税とは、事業者が支払う消費税の一部を価格に転嫁しているだけだという見方も出来ます。

 

つぎに消費者から受け取ったとされる消費税額と実際に納税する消費税額は違ってくるという話です。

 

例えば、税込み価格が1,000円、2,000円、3,000円の商品があり、それらがすべて売れたとします。

すると消費税はこんな感じになります。

 

(税込み価格)         (消費税)

   1,000円              90円

   2,000円            181円

   3,000円            272円

―-----------------------

(合計)

   6,000円            543円

 

消費者から預かった税金であるならば543円を納めたらいいはずですが、実際の消費税の計算は年間の売上額に対する税金を納めることになります。上の例でいうと・・・

 

(売上額)            (消費税)

   6,000円            545円

 

これは個々の商品に対する端数の計算が切り捨てられているので、消費者が支払う消費税額よりも事業者が支払う消費税額が大きくなるのです。
(消費税額の積み上げ計算はしないということ)

 

これ、今年になってようやく分かったことで、帳簿に一生懸命消費税を預かり金として記録していたのに、その合計額を申告しようとしたらエラーになる原因になっていました。なので、実際に消費者から受け取った消費税額よりも多く消費税を事業者は納めているので、消費税は間接税ではなく直接税と言えるのです。

 

インボイスが始まれば、積み上げ計算での申告は可能になるのかな?そうなるのであれば適正な税の徴収といえるけど、そうでなければ事業者に対する増税でしかない気がします。

 

それでは。

補助金を使わずに生活費を工面する

f:id:kadonoyanasan:20230115121735j:image

梨畑にいます。雨が降ってくるまで剪定をしようと思っています。

 

昨日は1日雨だったので、事務作業をメインにしていました。また今日も午後から雨だと言うことですので、また作業が遅れそうですね。

 

約2日分遅れているので、火曜日あたりに剪定が終わればいいかなと思っています。

まぁ、棚の修理が終わらなければ誘引作業もできないので、どちらにしろ待ちの状態が発生するのですが。😅

 

さて、前回のブログで書いた、補助金を生活費に使うとなくなったときに困ると言う話をしましたが、では、利益が出ない時はどうやって生活をしていけばいいのかと言う話について、ちょっと書こうと思います。

 

利益が出ない時は、まず生活費を見直すことが大切です。とことんまで切り詰められるものは切り詰め、不要なものはなくしていくと言う形を取る必要があります。

特にものが多いと、それだけ管理をする時間と労力とお金が発生しますので、ものを買わないようにして行きます。

また、固定費はとにかく安くなるように。一番大きい支出になる家賃については、30,000円以内に収まるような形にしないとかなりきついと思います。

 

次に必要なものは、経費で落とせるような形で購入をしていくと言うことです。農業はトウゴウサンピンで、生活費と経費の区分が難しいのです。例えばの話ですが、服を買う場合、おしゃれ着ではなければ、作業着として購入することで経費として処理できます。また必要な資材を、ポイント還元率の高いところで購入し、たまったポイントを生活費に充てることが出来ます。

ただし、使ったポイントは収入として申告する必要があるので、注意が必要です。うちの場合は、多くが動力光熱費にポイントを使っています。すると使ったポイントも事業収入として申告することができるので、節税になります。

 

この辺は誰でもできると思うので、生活が苦しい人はやってみてください。

 

ここから少し人によってはできない人も出てくるかもしれませんが、少しだけ書いておきます。

 

生活費は農業所得ではなく、別の所得で賄うと言う考え方です。半農半Xに近い考え方ですが、どちらかと言うと、生活のために別の仕事をすると言うことなので、あまりかっこいいものではないかと思います。😅

補助金をもらっている間も、アルバイトで生活費を工面する事で、補助金が亡くなった時もそのままアルバイトを続けていれば、生活に困る事はありません。補助金がなくなってからアルバイトをしようとしても、なかなか体が馴染めず、頓挫する人が多くいます。なので補助金があるうちに、アルバイトをすることによって体を慣らすことが大切です。

 

さらに、もう一つ高度な方法としては、資産所得を増やしていくと言うやり方です。この辺はある程度勉強していく必要があるのと、大きく収入は増えないので、最初のうちは何のためにやっているのかわからないかと思います。ただある程度資産収入が増えてきたときに、初めてそのありがたみがわかるようになります。

 

使わなかった補助金はできるだけ設備投資に回し、運転資金は売り上げで賄うようにしていかないと途中でお金がなくなっていくことになります。

最初はなかなか難しいとは思いますが、これができないと、売り上げが下がったときに対応することが不可能になると考えます。

 

それでは。

補助金を生活費に充てると無くなった時が大変だと思う

f:id:kadonoyanasan:20230113104145j:image

梨畑にいます。剪定が今、7割といったところ。

今のスピードだと、何とかギリギリ日曜日で終わるような感じがします。

棚の修理が終わるまでは、誘引はできないので、それまでは防草シート張りを進めていきたいと思います。

 

次世代投資資金の修正された内示が出ました。内示日が昨年になっているので、今まで通りの確定申告で行けそうです。まだ帳簿には反映されていないのですが、おそらくややプラスなってしまうのではないかと思います。年末に念のため、保険の支払いとかをしたので、多分税金の支払いはないだろうと思います。

 

朝、ちらっとニュースを見ていたら、有機農法もしくは自然農法で、新規就農した人の話が書いていました。どれだけの売り上げがあるのかよくわからなかったのですが、私と同じ補助金をもらっているような感じで、補助金はすべて生活費に回しているとの事。

まぁ、補助金の使用については、あまり決まりは無いので良いのですが、補助金を生活費に当ててしまうと、補助金が打ち切られた時が大変になるだろうなと思ったりします。

できたら、補助金は設備投資に回して、減価償却で節税ができるような感じにした方が、あとあと楽になるかと思います。

 

…とは言え、昨年は大きな設備は買えなかったんですけどね。😅

 

それでは。

今、農業を始めるのはかなり難しい

f:id:kadonoyanasan:20230112122409j:image

今日のお昼はパンとコーヒーです。

天気がいいので、冷たいママのコーヒーでも飲めそうですが、やはり温めた方がほっとします。

…シャレじゃないです。😅

 

昨日の作業終りに、支援センターの方と今回ネコさんの応援で来てくれた中村くんと少ししゃべっていました。

 

中村くんはまだ30代で若いのですが、今は休暇中と言うことでネコさんに所属して、あっちこっちの農家さんのお手伝いをしているそうです。まだどういった仕事しようかと悩んでいるようで、農業もその選択肢の1つになっているようです。

 

作りたい作物があるのであれば、農業もありなのかなと思ったりします。しかしそれで生計を立てていこうと思うと、なかなかハードルが高いと言う感じがします。

 

最近は、独立就農ではなく、雇用就農で農業をする人が増えてきているそうですが、離職をする人も増えてきているようです。離職の理由として1番多いのは、経営者との考え方が違うとか、人間関係によるものらしくて、まぁ雇われの身としては、避けては通れない問題なのかなと思ったりもします。

 

また補助金をもらって就農した場合、途中で挫折をすると、補助金の返還をしないといけなかったりで、やめるにやめられない状況になったりします。

特に、今の補助金の内容では、ある程度しっかりとした売り上げがあって利益が出ないと、補助金の打ち切りと言うパターンもありますので、結構プレッシャーがきついと思います。

 

なので、どうしても補助金をもらうのであれば、何かあった場合のことを考える必要があります。

そういう意味でも、独立就農より雇用就農、雇用就農よりも補助金を貰わない半農半Xがいいのではないかと感じます。

 

それでは。