ヘタレのやなさん

坂井市三国町で農業をして気ままに生きている記録です

先輩農家に会いに行く-就農の第一歩-

資金繰り表の続き・・・といきたいところですが。(汗)

先日、ネギ農家の友人のところで手伝いをしていると、カレッジのY君が友人を訪ねてやってきました。ちょうど加工用に出すネギの調整中で、夕方までに400Kg仕上げればいけないという忙しい時に「こんにちはー」とやってきたのです。

皆は手を止めるわけにはいかないので、友人がY君の対応をしていました。

しばらくして友人が作業に戻ってきたので、Y君何しに来たんだろう?と思い、仕事終わりに「Y君、何しに来たの?」と友人に聞いてみると、どうやらネギについて聞きに来たというのです。

Y君は嶺南で就農予定で、就農後の作物はネギを考えているらしく、カレッジの田中主任に相談したところ、友人がちょうどネギの調整しているはずだから行っておいでと言われてやって来たのだとか。あ~、そういうことか、なるほど。
(友人が)ネギについて説明を一通りして(Y君は何かメモしていたらしいけど)帰っていったよ、何しに来たんだろうね?と友人が言ったので、「たぶん、何をすればいいのか分からないから来たんじゃない?」と答えると、あ~、そうだねと二人で納得。

今のY君の状況で、友人のネギの話を聞いて得られたものがあったのかは分からないけど、こうやって先輩農家のところへ行くことが就農するための第一歩だと私は思う。

 

カレッジ卒業生のところに行くも良し、地域の有名な農家さんのところへ行くのも良し。何も得られないかもしれないけど、何かきっかけが出来るかもしれない。何をしたらいいのかわからなければ、思いつくまま行動してみれば、意外と道は開けるよ。
やっちゃいけないのは、自分一人で解決しようとすること。情報やチャンスは常に外にある。Y君頑張れ。

友人に「Y君にはかわいそうだけど、彼なりの道筋が決まるまでは、答えを教えないようにしないとね。」というと、友人は分かってるって答えた。