ヘタレのやなさん

坂井市三国町で農業をして気ままに生きている記録です

安値補填の負担金について、現時点でのまとめ

負担金について、農協で聞いた話や、自分で調べたことのまとめです。

 

kadonoyanasan.hatenablog.com.

前回のよく分からない引落しは、どうやら野菜(スイカ)の安値補填だそうです。安値補填は特定の野菜ごとに設定されているらしく、農協で聞いた話では、基準価格より下回った場合、負担金から交付金が出るそうです。

今回、5万円近くの金額になったのは、はじめての出荷だったのが大きかったようです。毎年同じ出荷量で価格も安定している場合は、負担金はほとんど発生しないとの事でした。つまり、作付面積を広げたら出荷量も増えるので、そういうイベントがあれば負担金が大きくなるとの事です。

 

負担金(安値補填)は基本的にプールされるとのことで、野菜の価格が基準よりも下回った時に、プールされた安値補填のお金から支払われるとの事です。で、プールされた安値補填のお金が減れば、また減った分を負担金として納めることになります。

 

ここまで聞いてあれ?と思った人がいると思いますが、安値補填のお金は県やJAなどが補助しているようなので、損をするということは無さそうです。

 

www.yasaikakakuantei.or.jp

 

ネットで検索したら、福井県の安値補填らしき説明があったページがあったのでリンクを張っています。もしこの野菜生産価格安定事業と安値補填が同一である場合は、負担金の計算方法が書かれているので、来年以降の負担金額を計算することが可能かと思います。

 

今の時点で、疑問に思っていることは、税金の申告方法です。負担金は経費としてあげたらいいかと思いますが、交付金は売上になるのか、それとも別所得になるのか・・・このあたりを調べる必要がありそうです。消費税も絡んでいるのであれば、計算もややこしくなりそうですね。

 

最後に余談として。安値補填の負担金はカレッジやカレッジ生には発生しないようです。農協の組合員として登録された時点で発生するので、就農後、訳の分からない引落しにびっくりしないように調べておく必要がありそうです。とはいえ、調べるにしても気が付かなかったら、残念ながら調べようがないかと思います。(そういう意味では、私のブログでは福井で就農するにあたってのすごく重要な情報を出しているつもりです。)

もちろんカレッジはこういった支出は知らないので、教えてないはずです。また農家さんも長年やっていると、支出としての金額が微々たるものなので、気が付いていないケースが多いと思います。(教えてくれる人は限りなく少ないと思う)

 

あと負担金や交付金は出荷が終わってだいたい3か月後ぐらいに実行されます。忘れたころに発生するので、気を付けてください。

 

それでは。