今日は冷えます。雪は積もっていないのですが、風が強くて、体感的にもものすごく寒く感じます。
さて、以前もブログに書きましたが、経営継続補助金の記帳方法です。
同じ期内に補助金の交付決定と設備の導入があればいいのですが、交付決定があったけど設備の導入が次期にズレた場合、普通に交付決定の金額を収益としてあげてしまうとその部分に対して税金がかかってくるので、注意が必要です。
なので、帳簿上では補助金の交付決定があったが、来期へ収益を繰り延べるという処理をします。あっ、前もって断っておきますが、このやり方が正しいかはちょっと怪しいです。基本的には簿記の本を読みながら、こういうことですよねって感じで書いています。
具体的には、こんな感じです。
11月30日に補助金の交付決定があったとします。まだ決定だけなので、実際のお金は入っていません。
勘定科目の前払費用というのは資産にあたり、1年以内に費用として使うものをさします。次期に設備が入ってくるので、これについては大丈夫でしょう。
次に期末の処理の仕方。
今期は補助金もらっていないよ~って感じで、帳簿上で返還する感じで記帳します。
勘定科目の前受収益というのは負債にあたり、1年以内に収益になるものをさします。経営継続補助金は1年以内に支給されるものだろうと思って、この勘定科目を使用しています。(支給されなかったらどうしよう。笑)
こうすることで、(資産)前払費用 517,500 (負債)前受収益 517,500 という貸借対照が出来ます。
で、次に来期の期首の処理の仕方です。
いきなり期末で作った負債を相殺します。これは補助金が支給されてからでもいいのかもしれませんが、忘れ防止のために期首で処理をしておきます。
次に設備が導入した時です。
補助金が支給されていないので、とりあえず普通預金の口座から支払います。
器具備品は資産になるので、次の期末に減価償却をすることになります。
最後に補助金が入って来た時です。
まだ補助金が支給されていない(しつこい?笑)ので、仮にですが。
補助金が支給された時点で、前期で作った資産「前払費用」から普通預金に入金されたとします。
仮に補助金が支給されなかった場合は、貸倒損失で処理したらいいかな~?って考えています。まっ、4月までに補助金が支給されないと運転資金が足りなくなってしまうので、どうしたものかって感じですけどね。
それでは。