カレッジの後輩の畑を見に行っていました。
場所は北潟湖と富津のあいだっていうところでしょうか。風車がかなり近くにあって、写真では分かりませんが、風車の威圧感がハンパなく感じます。結構、羽根が高速で回転してて、強風で風車が倒れたら、この辺りの建物や人はほぼ助からないだろうなぁなんて思いました。また回転している時の音が飛行場から飛び立つ前の飛行機のようです。夜中に回っていたら、寝られないだろうなぁなんて。
こんなに間近で風車を見るのは久しぶりで、動いているのを見たのは初めてかも。滋賀県の道の駅草津の向かいにある風車は確か故障してて動かなくなっていたのですが、風車がシンボルになっていたのでツーリング中の撮影ポイントになっていました。
まだ、あるのかな?風車。最近実家より南へ行くことないので、どうなっているのか分からないです。
風車の話ここまでとして、後輩の畑を見せてもらいました。もともと雇用就業だったのですが、途中で独立就農に変わったらしく、今年の5月から畑を借りて花を作っているそうです。
今は前作の片付けと、次作の為の畝作りをしているそうです。
花については、私、まったく分からないので、後輩の話を聞くだけだったのですが、畑の面積を聞いたらニ反ぐらいだそうで、それで大丈夫なの?と聞いてしまいました。設備投資をあまりしていなければ減価償却費もほとんどないので、ニ反でも利益は出ると思いますが、生活費まで賄えるかはかなり難しい感じがします。
いちおうアルバイトと他にも収入があるとのことで、生活費は何とかなるとの話でしたが、独立就農に切り替えた時に補助金の申請をしていないので、道具や資材は全て自己資金で賄う必要があるとのこと。ということは、夏場に少し売上があったかもしれませんが、生活費の一部を農業へ使っている感じです。利益が出るまでは仕方がないのかもしれませんが、利益が出る仕組みを早いこと作らなければ、ずーっと生活費を削ることになるので大変だよとアドバイスをしました。
利益を出すには、経費を売上より低くする必要があります。今回は初めて作ったので売上より経費を抑えるのはなかなか難しいですが、今回の売上と作付面積を覚えておけば、だいたいこのぐらいの面積だとこれぐらいの売上になるだろうという予測が出来るので、その予想の範囲に収まるように経費を抑えていけば利益が出てくるようになると思います。
また売上が少ない間は、手元に現金があるのであれば経費として道具を借りるよりも、資産として道具を買う方が、お金の流れが良くなったりする場合もあります。このあたりは簿記や会計の知識が必要になるので、勉強する必要がありますね。
まぁ、アルバイトで少しでも生活費を作っている分、まだ大丈夫かなっと思いました。
本人の目標は3年後までに技術と、利益が出るようにうまく軌道に乗せることらしいので、頑張ってほしいです。
それでは。