ヘタレのやなさん

坂井市三国町で農業をして気ままに生きている記録です

就農5年目ともなると離農も考えるのかもしれない

少しずつですが、カレッジから離れてきた感じがします。

 

先日、カレッジの先輩とラーメンを食べに行ったときに話したことですが、先輩もカレッジでの同期との付き合いが減ってしまい、今では本当に近くにいるような人としか会わないっていうことでした。私も砂丘地に行く頻度がだいぶ減ったので、ほぼ会わなくなってきた感じですね。そんなものなのかもしれません。

 

そんな中でも現在カレッジに在籍している在校生で、私や先輩も知っている研修生が一人いました。特段すごい能力がある人ではないのですが、いろんな場所に積極的に出ていることが分かるので、自然と名前とか覚えてしまうのですよね。以前の私も、結構似た感じで・・・って私の場合は問題を起こして、知られている感じもしますが。(笑)

 

昨年秋のカレッジでのイベントに出品したのかっていう話になりました。私は大根を少し出したのですが、先輩は出さなかったのだとか。あまりカレッジに行きたくないという話で、う~ん、何となくわかるなあ・・・って、最近思ったりします。

今年の秋のカレッジのイベントでは、現在の在校生で知り合いがいなければ、私も出品することはないかな。昨年はやはりさっき話した研修生がいたというのと、もしかしたら新たな出会いもあるかな?って思ったのですが、あまり求められている感じではないですし、カレッジに呼ばれることもないので行く必要もないかなって感じもしますね。

 

先輩、実は今年で就農5年目だそうです。え?もうそうなるん?って驚いてしまったんですが、よく考えたら私も今年で就農3年目。そんなものかぁ・・・と、しげしげ。

 

5年目で目標を達成できたかという評価の区切りがあります。先輩の場合、おそらくですが目標を達成出来ないだろうなぁと思いますが、まぁ、そのあたりは一昨年ぐらいから話しておられたので、覚悟はされているんだとは思います。就農前が年齢45歳を超えていたので、補助金福井県からの補助金しかもらっていないはずなので、就農3年目までの支給だとすると、就農6年目までは農業から撤退することはできないって感じですかね。

私の場合は、仮にMAX5年目まで補助金をもらったら、就農10年目までで農業をやめたとすると補助金の返還を求められると思います。なので、2031年まではしっかり頑張らないといけないのです。いや、出来ればずーっと農業ができるようにしたいですけどね。

仮に今年の補助金が支給停止になれば、2年間の支給のみなので2024年までは農業をやめることができないって感じになるかな。認定新規就農者の資格と園芸産地補助事業の絡みがあるので、就農後5年目の評価が終わるまでは辞めることは難しいって感じだと思います。とすると2025年までは確実に頑張らないとね。

カレッジ研修中の補助金についてはもらった期間の1.5倍の期間、農業に携わらないといけないので、約3年間。つまり来年初めで補助金を返さなくてもよいって感じになります。(厳密にいえば今年の9月ぐらいだったと思うけど)

 

なんでこんな話になったかというと、先輩、実は農業をやめようか悩んでいるそうです。先日も先輩の一人が農業を辞めたいと県に相談しているっていううわさ話を聞いたばかりで、うわぁって思ったのですが、まぁ、農業で生活がうまく回らないのであれば仕方がないんじゃないかなって思ったりします。私もそうなる可能性だってありますから、人事じゃないし。

 

今の補助金制度だと、補助金がもらえなくなっても補助金をもらった期間と同等の期間、農業から離れられない仕組みです。まあ、補助金を返せば辞められるのですが、もらった補助金の額がたぶん返せないぐらいに膨らんでいると思うので、あまり現実的ではないかな。となると、補助金を返さなくてもいいような年になるまでは、昼間は農業をして、夜間は工場等で働くっていう形で生活を維持していく必要が出てくるんじゃないかと思ったりします。先輩も夜間の仕事を探しているようで・・・って、このあたりで夜間の仕事ってかなりレアっぽい感じがしますね。

 

ずーっと残ってほしかったけど、やはり生活を考えると・・・。

 

それでは。