ヘタレのやなさん

坂井市三国町で農業をして気ままに生きている記録です

カレッジに入ろうとしたが断られたっていう話について

昨日の野菜組合の総会の後の担い手問題について、カレッジは基本誰でも入ることが出来るっていうことに対し、入れなかった人がいるっていう話についてです。

 

農林事務所が話している通り、定員に達していなければカレッジには誰でも入ることが出来るんじゃないかと思います。ただ、補助金を受けて入れるかは別問題で、補助金ごとの支給要件に合致していないと補助金が下りないということもあり、それなら入らないほうが良いと勧められるケースもあるかと思ったりします。

 

特に次世代投資資金の場合、親元で就農する場合、補助金を貰おうとしたら、いくつか条件があったりします。研修中の補助金である準備型は貰えますが、経営開始型となると、支給前に親から事業を継承する必要があったりします。これが出来ない場合は、経営開始型がもらえなかったと思います。

 

あと設備の補助金とかでは、親と違う新たな作物をするっていう条件の補助金もあったりします。そうなるといろんな作物をやっている親の元で就農する場合は、結構補助金をもらうのが難しくなってきたりします。

 

カレッジでは、入校前に面談があって、その面談の中で就農が無理そうな人に対しては「やめておいたほうが良い」って言ってくれる場合もあったりします。

 

カレッジに入るメリットとしては、補助金をもらいやすくなるというところなので、補助金を貰わない場合は、カレッジに入るよりもさっさと就農したほうがよくなります。ただ、なかなか就農予定地で農地が見つからない場合は、カレッジに通いながら農地を探すっていうやり方もアリかもしれません。補助金を貰わないという選択をしている場合は収入がほとんどなくなりますので、一つの方法としては雇用保険で生活費を賄うか、もしくはアルバイトで生活費を賄うかのいずれかになると思います。

 

おそらくですが、カレッジに入ろうとしたら断られたのは、定員がいっぱいになった時の話ではないかと思ったりします。何人か定員オーバーで入れなかったって聞いたことがあるので。

 

それでは。