ヘタレのやなさん

坂井市三国町で農業をして気ままに生きている記録です

これからますます犯罪は増えていくだろうなぁ

宮台真司さんを切りつけたとされる犯人らしき人物が、自殺していたというニュースが流れていました。遺書には事件については何も書かれていなかったようで、何故宮台さんを襲ったのか、全く分からない状態になりました。

 

news.infoseek.co.jp

 

犯人とされる人物は年齢が41歳で、自殺したのが昨年の12月16日ごろのようです。

ちょうど防犯カメラに映った犯人の姿が公開され始めたころですね。

 

news.infoseek.co.jp

 

身長が180㎝以上とかなり目立つような特徴があったのにもかかわらず、なかなか見つからなかったのは、世間との接点が少ない人だったのではと記事にはあります。

 

それにしても40代で孤立した人の犯罪って多くなりましたね。やはり就職氷河期世代は世間から見放された人が多いので、孤独になり、犯罪に走りやすいのかなって感じがします。私も40代で就職氷河期世代に入りますから、他人事じゃありませんね。

 

今、政府が日本の人口減少が大きくなったことをみて慌てだしたのか、少子化対策をしようと動き出しています。私としてはそれよりも大きな問題が、生産年齢人口の減少と、就職氷河期世代が高齢化することだと思います。

 

少子化対策は今から始めても、出生率が人口を維持できる2.1%を超えるまでかなりの時間がかかりますし、2.1%を超える年が連続して少なくとも30年ぐらい続かないと人口減少に歯止めが効かないはずです。

ところが生産年齢人口の減少や就職氷河期世代が高齢化する問題は、10年以内に起こります。生産年齢人口の減少は社会インフラの維持が難しくなる恐れがありますし、就職氷河期世代の高齢化は、家族を持たず資産もない生活に苦しい人が、高齢のために働くことが出来なくなってくるので、犯罪に走りやすくなってきます。下手したら、近い将来、北斗の拳のように「ヒャッハ~!」と叫びながら、人を殺していくような人が普通に町中にいるような状況になるかもしれません。

 

news.yahoo.co.jp

 

10年前に所得制限なく児童手当が支給されていたら、今、もう少し状況が変わっていたかもしれません。反省だけで済むのであれば、あまりにも無責任としか言いようがないと感じますね。

 

少なくとも、今の少子高齢化や人口減少、長いデフレ、政治と宗教の癒着、世界一の重税国になった責任は自民公明にあるように思います。

とはいえ、他党ではなかなか政権を取ることは出来ないでしょうし、出来たとしても自民公明が残した負の遺産を処理するのにはかなり難しい感じがしますね。

 

それでは。