梶の畑にいます。
最近ですが、少し考え方が変わってきたことがあります。
鳥獣害はなぜ起きるのかと、黒星はなぜ起きるのか。
鳥獣害は、先日のけものアカデミーでも話がありましたが、ケモノが原因ではなく、人の生活に問題があるということ。
ケモノはただ食べ物をとりに来ただけで、人間が作った食べ物であるとか、そういうので選んで食べているわけではない。一番近くにある、取りやすいものを取っているだけであるということ。
よく山に食べ物がないから人里に降りてくるという話があるけど、食べ物があろうがなかろうが、一番近くにあり取りやすいものを選んでいるので、山に食べ物があっても関係ないということが分かる。
黒星も広がり方は、一番近くのものに感染する。薬では殺すことはできず、広がるスピードを抑えるだけ。なので、防除の合間にいかに感染した部位を取り除くかが鍵になるのではないかと感じる。
そう思うと、黒星も鳥獣害も、結局は対策、対応をしなかった自分が悪いとなる。隣がとうもろこし畑だからカラスがやってくるというのはスジ違いで、やられたのはカラスにスキを見せている自分である。そう考えると対策は至ってシンプルなのかもしれない。
それでは。