昨日はものすごい雨でしたね。一瞬、外に出ましたが、打ち付ける雨が痛すぎて、仕事するのをあきらめてしまいました。😅
今日は、あまり強い雨が降らなさそう。このあと、少ししてから大根を収穫します。
さて、先日の陳情の話の続きです。
私からの話が終わると、次に砂丘地の出蔵さんから砂丘地での農家の状況を話されました。スプリンクラー用ポンプの電気代が1年で300万円増えてしまって、それを利用者に負担してもらう予定だけど、一人当たりの金額が馬鹿でかくなりすぎて大変だという話と、イノシシによるビニールハウスの破壊があり、修繕しようにもビニールやらの資材が値上がりしていていろという話。
また砂丘地での新規就農者の多くはビニールハウスを建てるが、事業計画上、目標の所得を達成するには最低でも50mハウス4棟(私のころは5棟、今は物価高騰と野菜価格の値下げにより7棟ぐらい必要ではないかというところ)必要になるが、出蔵さんがハウスを建てたころは、1棟当たり250万円前後だったが、今は300~400万円かかるという話。この負担もきついという話をされていました。
出蔵さんは、数年分の電気代を比較する表を作成してきたみたいで、それを県の人に渡しました。あっ、私は何も作ってないや。まぁ、いいか。😅
最後に、まとめで三つ星さんが話をしました。三つ星さんの話は主に行政は現場をちゃんと見ているのか?というところ。国の肥料価格高騰の支援金の支払いが行われていないことに対して問い合わせたところ、たかだか数万円の話として返されたことや、農林事務所のえらいさんが、心もない言葉を使った話など、農家に寄り添っている感じではないという話。
三つ星さんも電気代の高騰に苦労されているようでした。福井県の電気代高騰対策があるが、それに該当する農家はほとんどいないという。つまりほかの産業については電気代高騰に対する支援はあるけど、農業に対しては全く支援が出来ていない状況になっているのだという。
また最低賃金が上昇することはいいのだけど、野菜の価格が下がっている中、賃金を上げるのは難しい。人も賃金が低いとなかなか集まらないといった話をされていました。
・・・時間が少し経ってしまったので、抜けている部分もあろうかと思いますが。😅
こんな感じです。
三つ星さんも出蔵さんも、一番県に求めていたのは、野菜価格が上がるような施策。それが難しいのであれば、経費が下がるような施策だと感じました。
福井県がどうしたいのかが、よく分からないので何とも言えないのですが、個人的には新規就農者の受け入れを辞めて、補助金を出さないようにしていけば、いずれ野菜価格は上がっていくと感じます。農家が今よりももっと減れば、それだけ供給が減ります。また補助金を出さないようにすれば、規模拡大する農家も減りますので、供給量の減少は確実に行えると感じます。
ただ、先日のGDPの成長率がマイナスで、消費の落ち込みが特に大きいとの話を聞くと、近いうちにまたデフレに戻るのではないかと思っていて、今後も作っても物が売れないっていう状況が続く感じがします。
・・・あっ、とまたろうさんの「定着率」ってなんだ?っていう話をするのを忘れてた。😅
まぁ、いいか。定着率という何を指しているのか分からない言葉で騙された人が悪いということで、被害が出た人がいたのであれば、直接とまたろうさんに苦情を言うべきだろうし、それだけの対価を福井県からもらっているだろうし。😅
それでは。