ヘタレのやなさん

坂井市三国町で農業をして気ままに生きている記録です

新規就農者を助けることは出来ない

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大根の収穫中です。暗くなるまでにハウスまで運ぶことができるかな?

 

県庁からの帰りに、三つ星さんが「新規就農者を助けたい」と話していました。私も最初はそんなことを考えていた時がありましたが、一昨年末ぐらいから、助けるのは不可能であると感じたのと、まずは自分をどうにかしないといけないと思ったのです。

 

県の無責任な言動で、移住してくる人もいるかもしれませんが、それ以上に安易に移住を決断する人が多い気がして、県の対応を変えても、移住をして不幸になる人が絶えることはないのではないかと考えるのです。

 

県の勧誘に騙された感じで移住をしたり、しっかりと調べたけど、運悪く農地がなかなか手に入らなかったり、地元の人とのトラブルでうまくいかない人に対しては、手を差し伸べる必要があるかもしれませんが、明らかな準備不足や補助金目的の就農が見え見えの場合は、自業自得であると思うのです。

 

なので、助けられないと感じた時から、研修生と関わらないようにカレッジから距離をおこうと、カレッジのイベントには参加しないようになりました。

 

ただ、私のブログを見つけたり、ネコの手さんの紹介でうちに来る研修生もいて、そういう方に関しては、知り合った縁ということもあって、なんとかしてあげたいなぁと思ったりします。まぁ、結局はなんともならないことが多いのですが、こう見えてもスピーカーなので、あっちこっちに話をすることで、手を差し伸べてくれる人が現れたりすることもあります。…稀ですけど。😅

 

本当は、移住を決める前に、これだけは準備しておいた方がよいというのがいくつかあって、それを移住前に伝えられたらいいのですが、たいてい移住した後に相談に来られるケースが多いので、そうなると、もう手の打ちようがなかったりします。

 

運が良ければ、あまり困ることなく生活できると思いますが、そうでなければ予想通りのことが起きるので、そうなると継続するより撤退を考えてもらうことになると思います。

 

うちの場合は、人間関係と、やはり農業のセンスが無いので、これ以上成長する見込みがないなぁというところで撤退を意識しています。まぁ、何か幸運があれば、変わることもあるかもしれませんが。😅

 

そういうことで、私には新規就農者を助ける事が出来ません。

エロい人に頼ってくださいね。

 

それでは。