9/27 さばえのけものアカデミーに行ってきました。
講師は古谷さん(Nature Station代表)。写真を見てもらうと分かると思うけど、ZOOMによる講習で、古谷さんは右下のワイプに映っています。
ZOOMによる講習は、講師の方が遠方で来られない場合でも出来るのでいいですね。3分おきに接続しなおさないといけないのがネックですが。
さて今回のアカデミーはアライグマを中心に中型の哺乳類についての話でした。今年のスイカは獣害は少なかったのですが、それでもいくつかやられていたので気になるところ(疑問)のヒントが得られればなぁという思いでの参加です。
今回、この写真を講師の古谷さんに見てもらったのですが・・・ごめんなさい、これ、やはりカラスの大群がスイカを襲った時の写真でした(7月21日)。本来見てもらわなあかんかった写真はこちら。
う~ん、分かりにくいですよね。真ん中あたりがややくぼんでいるのですが・・・
くぼんだ部分の拡大写真です。マルチとワライラズの間の土が見えるところを中心にくぼんでいます。
スイカが病気になった場合は株元からヘタってくるのですが、くぼんでいる部分は株元ではないので病気ではないことが分かります。どうも何かの動物がスイカのツルの中で暴れたようにしか見えないのです。こちらの2枚の写真は7月12日の写真。出荷が始まる1週間ぐらい前になります。(ここのスイカの出荷開始が7月19日)
この時は、スイカそのものの被害はカラスがいたずらで突いていくぐらいのものでした。ツルを倒されてしまうのはびっくりで、ツルが倒されたこの株は、このあと急激に弱っていきました。(この株のスイカはすべて廃棄です。全部で5個ぐらい。)
講師の方の話では、写真からでは何の動物なのかが判断しずらいとのことで、犯人の推定は出来なかったのですが、考えられるとしたらアナグマ等の親子が来たのではないかという話もありました。
それともう一つ。こちらの写真。
これじゃわからないので・・・アップしていくと
写真の中央付近の畝の上に丸いものが載っているの・・・分かりますか?
畝の上にスイカの残骸・・・(;;)
スイカの大きさは直径約30cm弱といったところ。そんなに大きいという感じではないのですが、4足歩行をする動物が運ぶとしては結構大変な感じがします。
もちろんカラスは運べないと思います。
こちらの3枚の写真は講師に見せてないのですが、話からしてキツネの可能性があるとの事。キツネもスイカを食べるらしいです。知らんかった・・・。
今回の講習で、気になったところは以下の通り。
・アライグマはしっぽの模様で固体を見分ける。(一体ずつ模様が違う)
・天井のシミは動物の痕跡かも。(うちの天井にもシミが…)
・アライグマの捕獲は11~3月の期間に行うことが個体数を減らす大切なポイント
(春先は子供が増えてしまいます。カラスも同じですね。)
鯖江からの帰りに、エルパによって、今月末で閉店するスガキヤでラーメンを食べました。
500円前後で食べられるラーメンは、もうほとんど無く貴重な存在なのです。味は昔と変わってないなぁ。小学生の時、おばぁちゃんがやって来た時に食べられる特別なごちそうだったものです。
滋賀のスガキヤは来月以降もあるんだろうか?地元に帰ったら見に行ってみよう。
それでは。