ヘタレのやなさん

坂井市三国町で農業をして気ままに生きている記録です

事業の終わりを考える

曇り空です。今日は丸1日雨だと思っていたのですが、予想が外れました。このまま雨が降らなければ、すいかの片づけをしていきたいと思います。(まだやってるんかいって言われそうですが。)

 

さて、すいかの売上を公開したところ、結構PVが伸びました。やはりこういった生の数字を出すと見に来る人は増えますね。すいかは短期決戦なので、月に100万円ぐらい行く人は多いかと思います。(露地すいか、ね。)

ただ問題なのは、病気。病気が出ると全く取れず、売上がゼロにもなる作物なので、かなり不安定な作物とも言えます。(うちは13aの畑が全滅。10aの畑だけで出荷という状態でした。しかも日焼けで出荷できないものもあったので・・・)

 

昨日、農テラスのYouTubeを見ていたのですが、どんな事業でも考えていかなければいけないというか目指さなければいけないことがあって、それが以下の3つになります。

 

  1. 再現性のある事業であること
  2. 縮小できる事業であること
  3. M&Aされる事業であること


www.youtube.com

動画の中をほぼパクリ(笑)なのですが、これは農業だけではない話だったりします。

 

書籍だったか、もしかしたらYouTubeやブログだったか忘れたのですが、どんな事業でも始めたら終わりも考えていかなければいけなくて、意外と終わりを考えていない人が多く、終わり方が悲惨な状況になるってパターンがあるって聞いたことがあります。

 

まぁ、農テラスの動画では終わり方の話ではなく、農業を辞めることで他の事業をみて、一周回って農業を考えてみるっていう話なので、かなり話が違うこと書くのですが。

 

上の3つは穏便に事業を辞めるために目指したほうがいい話ということで、再現性は後継者に引き継いでもらう時に必要になるし、縮小できる事業というのは後継者が出来なかった場合、自らで事業をたたむのに必要になるし、M&Aというのは第三者に事業を引き継いでもらうために必要になってくるって感じです。

 

うちの場合は後継者はたぶん出来ないと思うので、2番を考えていかなければいけないのですが、事業が大きくなって第三者が欲しがるような事業になれば3番も目指せるのかなぁと思ったりします。ただ第三者が欲しがるような農業をやっている法人や事業所って、全国的にも少ないんですよね。この辺りでいうなれば、フィールドワークスさん当たりなら、独自の技術を持っていそうなので欲しがる人はいそうですが(あくまでも個人的な感想です)。

 

まぁ、後継者といっても、新たな新規就農者に引き継いでもらうっていう選択肢もあるので、再現性を高めていく必要はある気はします。

 

それでは。