ヘタレのやなさん

坂井市三国町で農業をして気ままに生きている記録です

辞める時期を考えていない農家は無能だと思う

長田さんところへ、以前いただいた大根の種の代金を渡してきました。

 

kadonoyanasan.hatenablog.com

 

帰りにニンジンをもらっちゃいました。☺

 


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農業の定年についてです。

私の場合、仮にずーっと農業を続けるとしたら、遅くとも70歳を超えるまでには農業を辞めたいと考えています。それは何故かというと、周りに迷惑をかけてしまうから。

歳を取れば体が動きにくくなりますし、最悪、いつ死んでもおかしくない状態になります。なので、急に農業が出来なくなるおそれがありますので、それまでに清算をしておきたいのです。

 

よく定年後、農業を勧める話がありますが、私は家庭菜園レベルでやるのであればともかく、定年後、ガチの農業をするのはアホとしか言いようがないと考えています。というのも、農テラスの動画でもちらっと話に出ますが、引退をすることは後継者を育てることの一環であり、持続的な農業を作るうえでも必要です。定年後の年寄りがガチの農業をすることで、若者の仕事を奪うことになります。(分かっていない人が多いと思うけど)

 

また定年後だと、人を育てる時間はあまりありません。辞めるときは引き継いでくれる人がいないので、後片付けとして死ぬまでにきちんと農地や農機具を手放す必要があります。

 

日本の農業がダメになった大きな理由は、高齢者が死ぬまで農業をやっていることだと思うのです。早い段階で後継者に経営を任せたら、生産性を落とすことなく、むしろ規模がさらに拡大するチャンスがあるのに・・・と思ったりするのです。

 

それでは。