ヘタレのやなさん

坂井市三国町で農業をして気ままに生きている記録です

経営開始型がなくなるのかぁ・・・

雨がひどいですね。梨の収穫が遅れているので、雨が降っていても午後から収穫に行こうと思うのですが、なかなか腰が上がりません。

 

さて、今週末は農業次世代投資資金(経営開始型)の前期の支給があります。昨年はなんやかんやで農業所得がマイナスだったので、前期75万円、後期75万円の計150万円の支給となりますが、今年も今のところ赤字ですので、このまま農業へ再投資という形になります。(家計には入らないですよ。(笑))

梨の売上がだいたい1週間に8万円前後入ってきているので、経営開始型を合わせると少し黒字になる感じですね。梨がこの後どれだけ採れるのかというところと、大根がいい感じで売り上げれば、そこそこの黒字になるんじゃないかなって思ったりもします。しばらくは大きな支払いもなさそうですし。

 

さて、先日ネットでこんなニュースを見ました。

 

www.agrinews.co.jp

 

はじめ読んだときは「あ~、また坂井市あわら市の支援の差が出来ちゃうなぁ~」としか思わなかったのですが、よく読んでみたら22年度からは経営開始型自体がなくなって新たな支援制度が出来るみたいですね。(今、受給している人は今まで通りの制度になります)

 

新たな制度は助成の上限が大幅に上がるものの、投資額に対しての助成になるみたいです。一部は今までのように定額助成も出来る(上限が月13万円)みたいですが3年間のみ。なので、新しい制度を活用する場合は、就農4年目までに生活資金が確実に出来るような経営計画を作る必要があります。そうしないと詰むと思います。

 

まぁ、今の経営開始型は最大で5年間支援されますが、だいたい3年目あたりである程度経営の黒字化が見込めなければ、かなりきついと思いますので、そういった現実が早く見えるようになるようになる点は良くなったんじゃないかと思ったりもします。

悪くなる点は、助成金をMAXまでもらおうとして、無駄な設備投資をする輩が増えるのではないかというところ・・・かな。でも今の経営開始型と違って確実にお金は使われるので、支援金としては正しい方向になっている感じはします。

 

経営開始型は準備型を申請した年度で決まるはずなので、今の制度のほうがいいよっていう人は、来年の3月末までにカレッジ等の研修施設に入って準備型の申請をすればいけると思います。(いちおう確認してくださいね。うる覚えなので間違っている可能性もありますし。)

 

・・・どうせなら、半農半Xの働き方でも支援してもらえるような制度のほうがいいと思うのですけどね。最近半農半Xが流行っているし。
たぶん、現行の経営開始型と同じで認定新規就農者の資格が必要になるだろうなぁということで、農業所得で250万円以上を目指すことになるかと思います。

 

それでは。