かどのやなさん

昨年、福井県坂井市三国町で新規就農した存在価値のない人のブログです

新たな人が現れない場合は来年も梨を続けます

久しぶりの雨のような気がします。

昨日は春江方面では雨が降っていたのですが、三国周辺は全く降らず。三国周辺だけ雲が避けていくような感じでした。今日はしっかりと降ってくれているので、暑さも少し和らいでほっとしています。

 

さて、梨を続けるかについての話ですね。

結論を先に言うと、保留です(またかい)。とりあえず、うちの梨畑をやりたい人がすぐに現れない場合は、来年も続けます。

 

詳しく言うと、梨の作業をすることについては別にいいのですが、やはり黒星病を抑えられなければ、梨を続ける意味がないよなぁっていう感じです。黒星のおかげで収量は減りますし、そして売上も上がりませんから、続けていくのも苦痛になります。

 

なので、来年の5月の時点で、今年並みに黒星が発生して手に負えない場合は、私には梨を生産するセンスがなかったということで、(黒星等病気を抑えることが)出来る人に譲りたいって感じです。

 

で、また梨を続けていく理由っていうことを考えると、やはり原点は今まで育ってきた梨の木を切るのはもったいないというのと、次の世代や次の人に繋いでいきたいというのがあったので、ほかの人が私の梨畑をやりたいっていう声が出たのであれば、その時点で譲りたいと考えています。そのためにも、ほかの人がやりたいと思えるような環境を作っていく必要があるのですが。

 

農業って、本当は農作物を作る仕事ではなくて、次の世代にいかに繋いでいくか、新しい人が入ってきやすい環境を作っていくっていう職業だと思うんですよね、個人的には。そういう意味では、今の日本の農業はすでに壊滅状態といえるかなと思ったりします。

 

・・・とはいえ、農業で生活できるような経営してないやん、そんなんじゃ新しい人は来ないよっていう声も聞こえてきそうですが・・・。😅

 

以前もブログで書いたと思いますが、10年未満の新規就農者で農業で生計が建てられているのはわずか25%ぐらいで、大部分は農業だけの収入では生活できません。

農業だけではなかなか生活できないのは、統計上、明白なので、無理して農業を拡大して利益を出していこうとしなくてもいいんじゃないかと、最近は思ったりします。

 

じゃあ、どうやって生活をするの?ってなりますが、そのあたりは今流行りの半農半Xであったり、マネーリテラシーを向上させることによってコストを抑えた生活をしていくことである程度出来るんじゃないかと思ったりします。・・・よほどのことがない限りは。

 

先日の決算書の話にもつながりますが、私の場合、農業と家計は別会計にしています。なので、決算書だけでは私が保有するすべてのお金を見ることが出来ません。家計の収入は主に配当所得とアルバイト等の給与所得・雑所得になります。農業だけの収入に頼れば確かにピンチなのですが、焦っていないのはそういった背景もあったりするのです。

 

決算書を公開したり、お金の話をブログでちょくちょくするのは、カレッジでお金の知識が無くて挫折している人が多い感じがしたからです。最初は挫折するのは農業のスキルがないからかな?と思いましたが、よく考えたら挫折していった人のほうが私よりも農業のスキルは上で、上手に作物を作るんですよね。で、私と挫折した人の大きな違いは何かというと、農業経営が下手糞なのは同じなので、考えられるとしたらお金の知識ぐらいかな?と思ったりします。

 

日本においてはお金の話をすると嫌がれるのですが、少なくとも「所得=収入-経費」という計算式を理解してもらって、少しでも余計な税金を払わないようにして、ミニマムな生活が出来るような、農業をあきらめなくてもいい人が増えてくれることを望んでいたりします。

 

ということで、しばらくは梨を続けていきます。

それでは。