ヘタレのやなさん

坂井市三国町で農業をして気ままに生きている記録です

ビニールハウスのビニールかけを見学、参加させてもらいました

寒いですね。今日は午前中事務作業です。

 

昨日は北潟のビニールハウスのビニールかけを見に、お手伝いに行ってきました。

 

北潟では、複数の農家さんが集まって、それぞれのビニールハウスのビニールをかけていきます。三国ではあまりやっていない感じですね。そもそも三国のハウスは耐候性のハウスで、冬場もビニールをかけっぱなしになっているところが多いです。

 

耐候性ハウスだと初期投資がかなり大きくなるので、こういったハウスを利用することで最初の投資を抑えることが出来ます。しかし、冬場はビニールを外す手間があるので、そのあたりを考えないといけません。

 

外していたビニールは、きれいにたたんで保管されています。片付けるのが苦手な私にはかなり難しい作業だったりします。😅

 

一つのビニールの長さが60~80mぐらいあって、厚みもありますからかなり重たいと思います。運ぶのが大変なので、出来るだけ設置するハウスの前まで軽トラを入れることになります。それでも入れない場合はこうやって運ぶことになります。

 

天気の悪い日が続いていたため、ハウスの中には水が溜まっています。なかなか水が引かないので、ビニールをかけてもしばらくは水が残る感じですね。

土にもよるのですが、中にはどろどろの沼みたいになっているところもあり、長靴が沈んで足を取られるといったこともありました。

 

ハウスの屋根にかけたビニールは、両サイドに分かれて位置を合わせていきます。ハウスの真ん中にいる人が、ビニールのセンターの位置を確認しながら、両端の人がビニールがセンターに来るように合わせていくっていう感じですね。

 

昨年、パイプが当たっていた位置がビニールに白く残っています。白くなっている部分にパイプを合わせると、だいたい位置が合うようですね。

 

ビニールをかけた後、ハウスバンドでビニールを固定していきます。ハウスバンドは写真のようにビニールとパイプが接触するぐらいにテンションをかけて固定していきます。私はハウスバンドを結ぶ作業をやっていましたが、なかなか写真のようにビニールがパイプに接触するぐらいのテンションをかけることが出来ませんでした。だいたい昼過ぎぐらいから、ようやくコツがつかんできたのか、なんとなくうまくテンションがかけられるようになったかなって感じですね。

これはやってみないと分からないと感じました。

 

ハウスバンドの結び目です。結び方も、あとで外しやすいようにしないといけません。

またビニールを押さえるには、バンドの結び目の位置をちょうど柱と柱の真ん中あたりにしないとダメなようです。

 

新しいビニールを広げている様子です。

新しいビニールは、ビニールどうしがぴったりとくっついているので、一度広げてからハウスの屋根にかけていくことになります。このビニールを広げる作業がなかなか大変です。静電気でくっついているのか、ビニールを剝がすのにもかなりの力が要ります。

 

丸一日、作業を見学ついでにお手伝いさせていただきました。たぶんお邪魔でした感じでしたが、参加させてくれてありがとうございます。普段しない作業をやることで、気づくこともあったりするので、時間があればほかの仕事もやってみたいなぁって思ったりします。

 

それでは。