ヘタレのやなさん

坂井市三国町で農業をして気ままに生きている記録です

やらかしがちな貸借対照表

いや~、寒さで朝から指が動かない。こりゃ、参った。

去年はよくあったのですが、今年は初めてかも。ヒーター付きの手袋の出番になりそうな感じです。とはいえ、午後からは研修に行く予定なので、外仕事はあまりしないかな。

 

さて昨晩は池上での梨組合の総会がありました。さばえのけものアカデミーも興味があったのですが、時間がかぶっていたのであきらめてしまいました。オンラインでやってくれる時は参加したいなぁとは考えていたのですが、かぶってしまってはどうしようもありませんよね。

 

総会ではあまり気になるような話はありませんでした。しいて言うならば、貸借対照表が・・・いや、これ、簿記を知らない人がやらかしてしまう初歩的な失敗と同じ書き方やんって思ったことぐらいかな。実は私も大昔やらかしましたわ。(笑)

 

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載せていいものかよく分からなかったけど、まぁ、いいか。よく分からない数字なので、これ見てもよく分からんし。

で、何が悪いか分かりますか?

 

パッと見て気が付くところは、貸方と借方の勘定科目が同じであること。本来ならば違う勘定科目になるはずなんですよね。貸方も借方も同じ科目にすれば、合計も同じになるのは当たり前なんだから、表にする意味なんてないよねってなるんですが・・・。

 

これをまともな貸借対照表にしようと思えば、例えばですけど。

おそらく負債って無いのだと思うんですよね。皆から集めたお金で運営しているので。あるとしたら期をまたぐもの、例えば期をまたいで支払いが発生する買掛金や、一年以内に収益になる予定の前受金とかになるかな。

 

貸方と借方の合計が等しくならなければいけないので、バランス調整になってくるのが純資産であるものになってくるんだと思うけど、梨組合のように皆でお金を出し合うっていうタイプの場合は、資本金や元入金ではなく繰越金になってくると思うんよね。

 

なので、例えばということで作ってみたのがこちら。

 

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これだと、繰越金がどれだけ増えたのかが一目で分かりますよね。

貸借対照表に関わらず、比較をする表って比較をした結果、一目で違いが見えなければ意味がないと思うのです。

ということで、総会の内容というより、簿記の話になってしまいました。

 

それでは。