ヘタレのやなさん

坂井市三国町で農業をして気ままに生きている記録です

注目されたいのであれば注目してもらえるところに行くしかない

まだ家にいます。

食器を洗いつつ、帳簿をつけていると、ふと思ったことがあったので書き留めておきます。

 

昨日のロボット除草機実演会で、TV局の人なのか、私に取材というか実演会に対しての感想等を聞いてこられた方がいました。ロボットの実演会については、ロボットに興味を持つ人が増えるのは、生産性向上につながるので、私としてはうれしいことです。どんどんやってほしいと考えています。

 

ただうちはすでにロボットを導入しているので、「ロボットを導入したいですか?」という質問に対しては「もう導入しているので。」という答えになってしまいます。このあと何かそれに対しての質問があるのかな?と思いきや、そのままフェードアウト。

えっ?質問無いの?😅

 

私がもし記者であれば、こんな疑問を持ちます。もうすでに導入しているのに何故実演会に来ているのだろう?とか、ロボットを導入していてどういうメリット・デメリットを感じているのだろう?とか。

 

実演会をするにあたり、販売店がロボットの特徴とかの説明はしてくれますが、実際の作業をしながらの感想が言えるのは、実は実際に導入している農家だけなのですよね。おそらくですが、それを知っている人はほとんどいないのではと思ったりします。

まぁ、私から話を聞きたくないっていうことだと思うので、前回のブログでも書いたのですが、私以外の人でロボットを導入した人から、いろいろ聞いてみてくださいと、最近はそういう話をするようにしています。

 

で、話は変わるのですが。

 

たまに同期の友人たちと話をするときに、メディアに取り上げられるカレッジ卒業生や、カレッジでの公演・視察先になるカレッジ卒業生って、ほぼ決まっているよねっていう話がありました。これはおそらく、福井県が求める就農してほしい人物像に近い人になるのではないかと私は考えています。なので、よくあるのが女性で就農する人とか、夫婦で就農した人、大規模経営をしている人っていうのがターゲットになってくるのではないかと。

 

ところが実際に就農する大部分の人は、男性で独身、小規模経営をする人なのですよね。福井県としては、あまりそういった人を増やしたくないのだろうなぁとは、最近感じるようになってきました。

 

なので、私やそういう話をする同期のところには、絶対に福井県のメディアは来ません。(笑)

 

で、思うのですが、福井県で注目されるよりも福井県以外で注目されるようになった方が、長い目で考えるとプラスに働いてくると思います。

このあいだのロボットを導入した時のWebメディアからの取材は関東からで、まぁ、どれだけの反応があったのか分からないのですが、一定の人が見てくれた感じはします。

知らない人から梨の注文があったり、、、ね。😅

(注文が筑水だったので、すでに売り切れてたこともあり、お断りさせていただきました。来年、機会があれば再度問い合わせてもらえると助かります。時期としては、出来れば8月入ったらすぐって感じがいいかと。)

 

おそらくですが、私や私と同じような同期は周りから見たら異質な存在です。なので、どうしても注目されたいと思うのであれば、注目してもらえるようなところを見つけて、そこに行くしかないと思うのです。

 

それでは。