ヘタレのやなさん

坂井市三国町で農業をして気ままに生きている記録です

農地の価格が全国的に下落しているらしい

Yahooニュースでこんな記事がありました。

 

news.yahoo.co.jp

 

農地の価格が下落しているとのこと。まぁ、後継者が減ってきているので下落するのは自然ですが、問題は各都道府県別の平均価格です。

 

静岡や岐阜、愛知といったところの農地はかなり高くなっていて普通の人では手が出にくいって聞いたことがあります。物流もしっかりしてて、販路の選択肢が多い地域になりますので、農地を購入するメリットが高いのが原因の一つではないかと感じます。周りの土地の値段ももともと高いっていうのもあるかもしれませんが。

 

福井は、10アール当たり田で約193万円、畑で129万円とのこと。えっ?って感じるかもしれませんが、これは平均のマジックが働いているのではないかと感じますね。実際に近くの農地がこの価格だと買う人は少ないと思います。😅

 

福井の場合、何故高くなっているのかと考えると、土地代に土壌改良の費用を上乗せしている感じがしますね。排水対策や客土とかすると簡単に10アール当たり100万円は超えてきますから。それ以外に、大規模化してきているところも増えているので、土地があまりないというところから新規参入企業が高い値段で買わされているっていうのもあるかもしれません。😅

まっ、あくまで私の推測ですけど。

 

値段が高いというところは、初期投資が高くなりやすいです。農業で移住を検討している人はこのあたりの値段も参考にした方がよいと考えます。

 

・・・そういうと、出身の滋賀県は田や畑ともに30万円台なんだよなぁ・・・

滋賀県の場合、土地の値段は安いのですが、売買するのに資格というか条件が厳しいので、そこで買えないっていうところがあったりします。うちの親父も1haの農地が10万円で売り出されているのを知った時に買いに行こうとしたけど、資格がないから駄目だと門前払いされたと言っていましたから。😅

 

それでは。