先日の梨組合の会長さんとの話の時に出た、土壌分析~っていうお知らせを見てみました。
文章を読む限りでは、おそらくすでに土壌分析をやったことのある生産者向けなのかな?という感じですね。土壌分析をしたことのない生産者は、どういった分析を行えば最適な施肥量が導かれるのか分かりませんから、お金をかけてまでやろうとは思わないでしょうし。
また分析を依頼する機関によって、どこまで分析できるのかというところも変わってきます。あらかじめ信頼のおける機関を知っているのであればいいですが、そうでない場合はJAに問い合わせるしかありませんし、仮にJAの紹介で土壌分析をしてもらったとしても、先の問題である「分析をした後の最適な施肥量を導く」ところまでたどり着けるのかが分かりません。
土壌分析に係る費用を全額負担してくれるのであれば、実験的にやってみるという選択肢もアリだと思いますが、半額の場合だと、分析した結果、最適な施肥量を判断することが出来るかというところまで調べてからでないとなかなか使えない感じがしますね。
まぁ、土壌分析っていうのはこれから先、施肥量を最適化していくためには必須となってくるはずなので、分析してくれるところとどういったことが分かるのか等を調べる必要がありそうです。あとそれにかかる費用ですね。今回は補助が入りますが、次回は補助が入らない可能性があるので、ある程度手ごろな値段で調べられるところでないといけない気がします。
最後の最後で、ちょっとイラっと来たのですが、別添の実施要領とやらが書いていません。申込用紙はついてありますが・・・
土壌分析の費用を補助するといっても、どんな分析でも補助してもらえるのかとか、分析先の機関はどこでもいいのか?といった疑問が残りますね。まぁ、先日の野菜組合の席で聞き耳を立てていたら、そのあたりのことを直接知っている農家さんが何人かいらっしゃったので、この補助を利用しそうな農家さんにだけ説明している感じがしますね。
とりあえず木曜日の雨の日にでも、農林事務所へ電凸してみますか。農林事務所の考えは分かりませんが、個人的には土壌分析が皆が使える身近なものになるようにした方がよいと考えているので、私が調べられる範囲で分かったことがあれば、ブログに書いていこうと思います。
それでは。